コラム:経営・管理厳格化!?~資本金3000万円?~

社長びっくり

経営・管理の要件厳格化!?

今回は2025年8月4日に新聞に取り上げられていた話題について触れていきたいと思います。

『在留資格「経営・管理」の要件、厳格化へ 資本金6倍で最終調整』2025/8/4 朝日新聞

こと

ただ、まだ正式に発表されたわけではないので、あくまでも!?としています。

さて、本題ですが、どのような形で厳格化されるのか見ていきましょう。


要件がどのように変わるのか?

今までの資本金・出資金の要件は500万円以上とされていました。また、他の手段として就労制限のない常勤の職員を2名以上雇用する事とされていました。ちなみにこの就労制限のない常勤職員の雇用が要件として認められていた理由としては、結局この職員らに給与を払う場合、どんなに安く見積もっても社会保障費など含めて毎月50万円程度かかります。そう考えると、やはり500万円相当の財産が無いと会社を1年すら維持できないでしょうという考えからだと思います。

で、今回どのように変わるのかというと、資本金は今までの6倍「3000万円以上」、なおかつ「1名以上の常勤職員の雇用」となるみたいです。

もっとも、常勤職員の雇用の部分は、従前の就労制限のない人に制限されるのかまでは明らかにはなっておらず、もしかしたら【技術・人文知識・国際業務】の方や【技能】の方でも大丈夫なのかも知れません。


まとめ

今回は最近話題の在留資格【経営・管理】の厳格化について書いていきました。まぁ正直な話をすると、この【経営・管理】のビザは随分ぬるいなーとは思っていました。だって日本国内にオフィス用意して、資本金で500万円積めば最低限の申請要件満たしちゃうんですもん。お金さえかければここまでは誰でもできちゃいますからね。もちろん申請には他にも事業計画書なども出さなきゃいけないですけど、この辺はプロに頼んじゃえばそれらしいものはできちゃいますし、何より事業性や収益性について入管の審査官の方々がどこまで審査できるのかという疑問もあります。

とにもかくにも、非常に緩かった今までの【経営・管理】ですが、来年を目途に厳格化というのは私は個人的には良いと思いますけどね。

ただ1つ気になることといえば、今まで【経営・管理】で在留していた人達はどうなるのかという点です。わかりやすいところで例示するとインドカレー屋さんとかですね。

【経営・管理】のオーナー1人、【家族滞在】のホールアルバイト3人、【技能】のコックさん3人とかで営業していたとして、いきなり資本金を3000万にして、就業制限のない常勤職員を雇用してと言われても対応できない店がほとんどなんじゃないでしょうか?

そうなるとどうなんでしょう?一応従来の資本金500万というのは便宜上というところもあり、例えば資本金は300万だけど既に200万円以上設備投資している場合とかでも500万以上と認められるケースもあるので、もしかすると上記のようなカレー屋さんの場合、今まで従業員に支払っていた給与や家賃などの経費を再計算して、今までいくら経費で使用したか等を入管に提出し、3000万円になるかどうかみたいな感じなんでしょうか?

まだ本決まりではないので、今後どうなるかは注目です。

何かご不明点、ご相談などあればお気軽にお問合せフォームよりお問合せください。


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